アタシの親は、小さい頃から共働きでした。
マンションで家族4人で暮らしていたアタシが、鍵っ子じゃなかったのは母方の祖父や祖母のお陰です。
お母さんが働きに行ってる間、祖母が毎日アタシの家にきて『お帰り』を行ってくれるのでアタシ達はちっとも淋しくありませんでした。
小さい頃の写真には、事あるごとに祖母や祖父の笑顔があります。
アタシは、親とばあちゃん達に育ててもらいました。
それもありアタシは、ばあちゃんっ子になってました。
じいちゃんは、早くに他界しました。
じいちゃんが大好きだったばあちゃんはしょんぼりして、歳のせいもあり一気にヨボヨボになってしまいました。
足腰が弱く、心配なので5年ほど前からアタシ達家族と一緒に暮らす事になりました。
ばあちゃんはとって可愛い人です。
おっちょこちょいでよく失敗する人でしたが失敗して母に怒られると悪戯っ子みたいに笑い本当に憎めない人でした。
『みぃちゃん、みぃちゃん』笑うばあちゃんになんどとなく癒されました。
アタシは、そんなばあちゃんが本当に大好きです。
今日の事です。。。
休みでぐっすり昼まで寝ていたら
バタン!
という大きな音と母の悲鳴が聞こえました。
何事かと思ったら、ばあちゃんがトイレで倒れていたのです。
便器から立ち上る時、転んでしまったのです。
びっくりしましたが、意識もしっかりし骨も折れてないようでアタシ達はとりあえず安心しました。
聞くと今朝がたも、ベットから二度ほど落ちたらしく鼻のあたりも腫れてたのでとりあえずかかりつけの医者に連れていきました。
が、診断の結果やはり骨も異常はなく打ち身ではないか?とのことで家に連れて帰る事になりました。
アタシも母も安心し、とりあえずばあちゃんは安静にする為ベットに入り眠りにつきました。
母はそのかん買い物にいき、アタシはなんとなくこの騒ぎで疲れ昼寝をしてました。
買い物から帰った母は、ばあちゃんの様子を見に行き
『口開けてぐっすり寝てるわ』
と一言。
今思えば、その時には旅だってたのかもしれません。。。
5時近く、いい加減起こそうと母が行くと様子がおかしい事に気付きすぐさまアタシも呼ばれました。
ばあちゃんは、眠ったまま旅立っていったのです。
ていさっきまで元気だったのに。。。
頭が真っ白になりました。
まだばあちゃんは、温かかったです。
まるで本当に寝てるみたい。
苦しまず眠りながら、自分の家で静かにとてもいい最後だったと思います。
よかったね、ばあちゃん。
ばあちゃん、花嫁姿・ひ孫見せてあげれなくてごめんね。
ばあちゃんには、本当数え切れないありがとうをもらいました。
本当ありがとう。
アタシ、ばあちゃんが大好きだよ。
アタシ、頑張ってこれからも生きるから見ててね。
ありがとうね。
本当ありがとうね。
アタシばあちゃんの孫として生まれて本当に幸せでした。
ばあちゃんありがとう。